この世で一番憎たらしい。
この世で一番愛している。
いつも振り回される。
その人についてはあまり知らない。
嘘だらけの仮面を脱ぎたがる。
それにしがみつこうとする。
愛しさと憎たらしさ。
僕は私を殺して、
僕は僕になった。
ーセルフポートレート感想ー
初めての外でのセルフポートレート撮影。
とりあえず
カオスである!
見たくない自分とかばんばん見ることになる。
一人での撮影は心が落ち着くのはいいとして。
自分が好きなのだろうけれど
自分を嫌いでもある。
その感情が行ったり来たりで。
頭が混乱して。
最終的にお腹減ってカフェでカレー食べちゃったからね。
「あ、ブレンドコーヒーも。」
って食後のコーヒーもばっちりでしたからね。
今まで「nude」の作品は、
女性を被写体として撮ってきた。
自分と相手の共鳴した部分を撮ってきた。
その形になったものたちは
それぞれ似たような匂いや空気感を身にまとっていて。
それがとても気になって。
相手と自分ではなく、
外の自分と内の自分を撮ることによって、
それに少しでも近づくことができて、
それを知ることができるかもしれない。
ということでセルフポートレートを実行した。
というのは結構きれいな理由のほうで。
もうひとつは、今の自分への破壊衝動によるもの。
単純に、今の自分をぶっ壊してみたくなったのでした。
がしゃーん。
お休みなさい。